日経商品指数17種

(1970年平均=100)
9月20日 145.722 -0.244

[PR]

マーケット > 商品 > 商品概況 > 記事

商品概況

NY商品、原油が大幅反落 世界景気への懸念で売り 金は反発

2019/8/15 5:02
保存
共有
印刷
その他

【NQNニューヨーク=滝口朋史】14日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は5営業日ぶりに大幅に反落した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の9月物は前日比1.87ドル安の1バレル55.23ドルで取引を終えた。世界景気の先行き懸念が強まり、原油需要の鈍化が意識された。米国の週間の原油在庫が増えたのも売りを誘った。

中国の7月の工業生産高が市場予想以上に伸び悩み、ほぼ10年半ぶりの低水準になった。ドイツの4~6月期の実質国内総生産(GDP)速報値は3四半期ぶりにマイナス成長になった。世界経済の先行き不透明感が一段と強まり、世界的に原油需要が減るとの警戒感から売りが膨らんだ。

朝方の米債券市場で10年物の米国債の利回りが2年物を下回った。景気が後退するとの市場の見方を映していると受け止められ、米株式市場でダウ工業株30種平均が今年最大の下げとなった。相対的にリスクの高い資産である原油先物に売りが波及した面もあった。

米エネルギー省のエネルギー情報局(EIA)が発表した週間の石油在庫統計で原油在庫が市場予想に反して前の週から増加した。ガソリンとヒーティングオイルの在庫も増えたうえ、供給量も増えたため米国内の需給が緩むとの観測を誘い相場を押し下げた。

ニューヨーク金先物相場は反発した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である12月物は前日比13.7ドル高の1トロイオンス1527.8ドルで取引を終えた。景気懸念などを背景に投資家が運用リスクを回避する姿勢を強め、実物資産の裏付けのある金先物に逃避資金が向かった。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップマーケットトップ

読まれたコラム