日経商品指数17種

(1970年平均=100)
10月18日 145.826 +0.077

[PR]

マーケット > 商品 > 商品概況 > 記事

商品概況

NY商品、原油が続伸 中東情勢悪化を警戒、金は小幅続伸

2019/6/15 5:01
保存
共有
印刷
その他

【NQNニューヨーク=横内理恵】14日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は続伸した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の7月物は前日比0.23ドル高の1バレル52.51ドルで取引を終えた。13日に石油輸送の要衝であるホルムズ海峡近くでタンカーが攻撃され、中東情勢が悪化するとの警戒感を手がかりとした買いが続いた。

前日に中東オマーン沖で日本の船舶を含む2隻の石油タンカーが攻撃を受けた。同地域では5月からタンカーへの攻撃が頻発しており、米政府はイランの関与を指摘している。ホルムズ海峡付近の情勢が悪化すれば、世界の原油供給の停滞につながるとの懸念を背景にした買いが優勢だった。

相場の上値は重かった。国際エネルギー機関(IEA)が同日発表した月報で先進国や中国の需要の伸びが鈍っているとして2019年の世界の原油需要の見通しを下方修正した。同日発表の中国の工業生産高などの経済指標が市場予想に届かなかったため、同国の原油消費が伸び悩むとの見方も強まった。地政学リスクを除けば、需給が引き締まりにくいとの見方が相場の重荷となった。

ニューヨーク金先物相場は小幅に4日続伸した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である8月物は前日比0.8ドル高の1トロイオンス1344.5ドルで取引を終えた。米政府はタンカー攻撃について「イランに責任がある」と主張しており地政学リスクが高まるとの警戒感から、実物資産の裏付けがある金先物への買いが続いた。早朝の時間外取引では1362.2ドルと2018年4月11日以来の高値を付けた。

買い一巡後は伸び悩んだ。米経済指標を受けて過度な米景気減速への懸念が後退し、外国為替市場でドルが対主要通貨で上昇した。ドルの代替資産とされる金には利益確定目的の売りが優勢になった。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップマーケットトップ

読まれたコラム