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NY商品 原油が小幅続伸、OPEC総会控え減産合意を期待 金5カ月ぶり高値

【NQNニューヨーク=森田理恵】4日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は小幅に続伸した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の2019年1月物は前日比0.30ドル高の1バレル53.25ドルで取引を終えた。6日の石油輸出国機構(OPEC)総会で産油国が協調減産で合意するとの期待から早朝にかけて買いが先行した。ただ、米国株が午後に大幅安となると投資家心理が萎縮。原油先物にも売りが出て、伸び悩んだ。

シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)によると、原油先物市場は約60%の確率でOPEC総会で「小幅な減産」が決まると見込んでいる。前週末にカナダ最大の原油産地のアルバータ州が減産命令を下したことは4日も相場の支えだった。

ただ、朝方の買い一巡後は次第に伸び悩んだ。米中は1日の首脳会談で貿易戦争の「一時休戦」で合意したが、新たな期限である19年2月末までに具体的に進展するとの見方は少ない。決裂すれば米国は制裁関税を辞さない考えで、世界景気の重荷になるとの思惑が原油売りを誘った。

ブッシュ(父)元大統領の追悼に伴い、今週は週間の石油在庫統計の発表が予定していた5日から6日に延期された。5日の商品市場は取引量が少なくなる可能性もあり、事前に持ち高を手じまう動きも出たようだ。

ニューヨーク金先物相場は続伸した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である19年2月物は前日比7.0ドル高の1トロイオンス1246.6ドルで終えた。米株相場が急落し、実物資産の裏付けがあり安全資産とされる金先物に買いが入った。一時は1247.5ドルと7月中旬以来の高値を付けた。

米債券市場で長期金利が低下し、金利の付かない金の相対的な魅力が増すとの見方も相場を支えた。米金利の低下がドル相場の重荷になったことも、ドル建てで取引される金の割安感を強めた。

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