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NY商品、原油が続伸 一時3週ぶり高値 金も続伸

【NQNニューヨーク=川内資子】4日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は4日続伸した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で、期近の6月物は前週末比0.61ドル(3.1%)高の1バレル20.39ドルで取引を終えた。一時20.91ドルと期近物として4月14日以来ほぼ3週ぶりの高値を付けた。世界で経済活動の再開の動きが広がり、原油需要が持ち直すとの見方から買いが優勢となった。

新型コロナウイルスの感染拡大ペースが鈍り、ドイツやオーストリア、イタリアなどで行動制限を緩める動きが出ている。米国でもテキサス州やジョージア州などで飲食店の営業再開が認められた。原油需要の落ち込みに歯止めが掛かるとの観測が広がり始めた。

ゴールドマン・サックスは3日付リポートで「原油を巡るファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)は改善し始めた」と指摘。来年の原油価格について強気姿勢を維持するとした。石油輸出国機構(OPEC)加盟国やロシアなどの減産で供給が急速に減り始め、需要は中国の経済活動の再開などで回復していると分析した。

朝方は米中対立を懸念した売りが先行した。ポンペオ米国務長官は3日、新型コロナが中国・武漢市の研究所から発生した可能性について「多くの証拠がある」と述べた。米政権は関税引き上げなどの中国への報復措置を検討しているとされている。両国の関係が悪化すれば世界経済を冷やしかねないと警戒された。

ニューヨーク金先物相場は続伸した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である6月物は前週末比12.4ドル(0.7%)高の1トロイオンス1713.3ドルで終えた。米中関係悪化への懸念から、リスク回避時に買われやすい金先物には買いが優勢となった。

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