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NY商品、原油が上昇 サウジの産油量回復に不透明感

【NQNニューヨーク=川内資子】23日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は上昇した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で、この日から期近となった11月物は前週末比0.55ドル高の1バレル58.64ドルで取引を終えた。サウジアラビアの産油量が戻る時期がみえないうえ、イラン情勢への警戒感から買いが優勢だった。

9月半ばに攻撃を受けたサウジの石油生産施設の復旧に不透明感が強まっている。当初は早期回復するとの見方が広がっていたが、完全復旧には数カ月程度かかるとの情報も出ている。市場参加者の警戒感は根強く、原油相場を支えた。

中東情勢の緊迫化への警戒も買いを促した。サウジの石油施設の攻撃について、米国がイランの犯行として非難を強めている。イランは23日、7月にホルムズ海峡で拿捕(だほ)した英石油タンカーを解放したと発表した。ただ、開催中の国連総会を意識して融和姿勢をアピールしたに過ぎず、イランの動向を慎重に見極めるべきだとみる市場関係者が多かった。

午前中は売りが先行した。23日発表の9月のユーロ圏総合購買担当者景気指数(PMI)が6年3カ月ぶりの低水準となり、世界経済の減速を背景に原油需要が減るとの見方が広がった。

ニューヨーク金先物相場は続伸した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である12月物は前週末比16.4ドル高の1トロイオンス1531.5ドルで終えた。一時1534.4ドルとほぼ2週ぶりの高値を付けた。欧州の経済指標悪化を受けて世界経済の減速への懸念が強まり、リスク回避の際に買われやすい金には買いが優勢となった。

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