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商品概況

NY商品、原油が3日続伸 米原油在庫の減少を好感、金は小反発

2018/6/14 5:01
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【NQNニューヨーク=戸部実華】13日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は3日続伸した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の7月物は、前日比0.28ドル高の1バレル66.64ドルで取引を終えた。週間の米原油在庫が市場予想以上に減少したことを好感した買いが優勢だった。

 13日に米エネルギー情報局(EIA)が公表した週間の石油在庫統計で、原油在庫は市場予想以上に前週から大幅に減少した。最終商品であるガソリンやヒーティングオイルなどの在庫は市場予想に反して減少した。米国の需給が引き締まっているとの観測が買いを誘った。

 もっとも、上値は限られた。同統計では米国の産油量が前週に日量1090万バレルと、統計で遡れる1983年以降の最高を更新した。石油輸出国機構(OPEC)の会合を来週に控えて先行きの需給に対する不透明感も根強く、買いの勢いは限られた。

 国際エネルギー機関(IEA)が13日に公表した月次リポートで今年の需要見通しはおおむね据え置き、来年の見通しも今年の予想と同水準とした。一方、原油価格の見通しについては「2017年半ばから急速に上昇してきたほどは伸びない」と指摘した。

 ニューヨーク金先物相場は小反発した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である8月物は、前日比1.9ドル高の1トロイオンス1301.3ドルで終えた。前日に心理的な節目とされる1300ドルを下回って通常取引を終えたこともあり、値ごろ感に着目した買いがやや優勢だった。ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控えて買いの勢いは限られた。

 通常取引終了後にFOMC結果が発表されると、金先物には売りが出た。今年2回目の追加利上げが決まり、FOMC後に公表した参加者の2018年の利上げ見通しの中央値が年4回と前回3月時点の年3回から切り上がった。金融政策の正常化が進み、金市場への資金流入が細るとの見方が相場の重荷となった。

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