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NY商品、原油が上昇 中東を巡る地政学リスクで買い 金は3日続落

【NQNニューヨーク=戸部実華】23日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は上昇した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)でこの日から期近となった6月物は、前週末比0.24ドル高の1バレル68.64ドルで取引を終えた。中東産油国を巡る地政学リスクへの警戒感から原油には買いが優勢になった。ただドル高は相場の重荷となり、上値は重かった。

サウジアラビアがイエメンを空爆し、反体制派の指導者が死亡したと23日報じられた。サウジとイエメン反体制派の対立が激化すれば原油の供給に影響が出る可能性が意識され、原油買いを誘った。米政権が5月中旬にイラン制裁の再開の是非を決めるのを控え「イラン情勢を巡るリスクがくすぶっていることも相場を支えた」(ストラテジック・エナジー・アンド・エコノミック・リサーチのマイケル・リンチ氏)との指摘もあった。

午前中の原油先物相場は売りが先行していた。米長期金利の上昇を背景にドルが主要通貨に対して上昇し、ドル建てで取引される原油先物の割高感が意識された。米原油先物は先週に3年5カ月ぶりの高値を付けるなど上昇基調が続いていたため、目先の利益を確定する売りも出やすかった。

ガソリンは5日続伸し、ヒーティングオイルは4日続伸した。

ニューヨーク金先物相場は3日続落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である6月物は、前週末比14.3ドル安の1トロイオンス1324.0ドルで終えた。米長期金利が一時2.99%まで上昇し、心理的節目の3%に迫った。金利が付かない資産である金の投資妙味が薄れるとの見方が売りを誘った。

ドルが主要通貨に対して上昇したことも、ドルの代替投資先とされ、逆の値動きをしやすい金先物の売りにつながった。

銀とプラチナも3日続落した。

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