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商品概況

NY商品、原油が続伸 協調減産の不透明感で上値重く

2020/6/4 5:10
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【NQNニューヨーク=古江敦子】3日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場が続伸した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の7月物は前日比0.48ドル(1.3%)高の1バレル37.29ドルで終えた。米経済活動の再開で需給が改善するとの期待が相場を支えた。主要産油国の協調減産を巡る不透明感から上値は重かった。

3日は雇用やサービス関連の米経済指標が相次いで市場予想を上回り、景気回復への期待からエネルギー需要が持ち直すとの見方が広がった。米エネルギー情報局(EIA)が3日発表した週間の在庫統計では原油在庫が市場予想に反して減った。一方でガソリン消費が増えており、需給回復の期待が高まった。

朝方は売りが優勢だった。ロイター通信が3日朝、「サウジアラビアとロシアが、6月を期限とする日量970万バレルの協調減産を1カ月延長することで暫定合意した」と伝えた。市場では「1カ月程度の延長では短く、需給回復が大幅に鈍る」(INGのウォーレン・パターソン氏)との見方があり、売りを誘った。

石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなど非加盟国から成る「OPECプラス」が5月に始めた協調減産を巡っては、同月にイラクやナイジェリアなどが減産目標を達成できず、順守率は80%程度にとどまったという。協調体制の不透明感が意識され、相場の重荷になった。

3日未明の時間外取引では一時38.18ドルと期近物として約3カ月ぶりの高値を付けた。欧州指標油種の北海ブレントが節目の40ドルを一時上回ったのに連れ高した。

金先物相場は3日続落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で、取引の中心である8月物は前日比29.2ドル(1.7%)安の1トロイオンス1704.8ドルで終えた。米株式相場が大幅高で推移し、リスク回避時に買われやすい金から資金が流出した。

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