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NY商品、原油が反発 金融緩和と景気刺激の思惑で 金は続落

【NQNニューヨーク=岩本貴子】13日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は反発した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の4月物は前日比0.23ドル高の1バレル31.73ドルで取引を終えた。世界的な中央銀行の金融緩和策が相次いでいる。新型コロナウイルスの感染拡大による景気への悪影響が和らぎ、原油需要を支えるとの思惑が広がった。

米連邦準備理事会(FRB)は12日、買い入れ対象の米国債の年限を短期国債から中長期国債に広げると発表した。中国人民銀行(中央銀行)も13日、預金準備率の引き下げを公表し、各国の金融政策で新型コロナの感染拡大による景気への悪影響が和らぐとの見方につながった。

欧州では16日に開くユーロ圏財務相会合と欧州連合(EU)財務相理事会で大規模な財政出動で合意するとの見方が出ている。米国でも新型コロナの経済対策についてホワイトハウスと議会の合意が近いとの観測から景気刺激策への期待も高まった。

今週に入り原油価格が大きく下落したことで、「(需給を引き締めるため)米国の採掘業者が原油の産出量を減らす」(プライス・フューチャーズ・グループ)との指摘も出た。

上値は重く、前日終値を下回る場面もあった。ロイター通信は13日、「ロシアのエネルギー相は4月の原油生産量を増やすと話した」と伝えた。渡航制限などで原油需要の減少が見込まれるなか、世界の原油需給が緩むとの見方も根強い。週間の下落率は2008年12月以来の大きさとなった。

ニューヨーク金先物相場は4日続落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である4月物は前日比73.6ドル安の1トロイオンス1516.7ドルで取引を終えた。週間の下落率は11年9月以来の大きさ。株式などほかの資産で損失を抱えた投資家が、金先物を売って利益を確保しているとの指摘があった。一時1504.0ドルと19年12月下旬以来の安値をつけた。

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