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NY商品、原油が上昇 コロナワクチンの普及期待が支え 金は反落

【NQNニューヨーク=戸部実華】23日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は上昇した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)でこの日から期近物となった2021年1月物は、前週末比0.64ドル(1.5%)高の1バレル43.06ドルで取引を終えた。新型コロナウイルスのワクチンの早期普及の観測が強まり、エネルギー需要の回復につながるとみた買いが優勢だった。

一時は43.36ドルと期近物として9月上旬以来の高値を付けた。

英製薬のアストラゼネカがオックスフォード大学と共同開発する新型コロナウイルスのワクチンの臨床試験で、最大90%の有効性を確認したと23日に発表した。同ワクチンは冷蔵庫で保管できるといい、途上国を含めて供給拡大の期待が高まった。米製薬のファイザーが開発中のワクチンは早ければ12月中にも接種が始まるとも伝わっており、原油需要の持ち直しを見込んだ買いが入った。

主要産油国の協調減産の現状維持が続くとの見方も相場を支えた。石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなど非加盟国で構成するOPECプラスが来週開く会合で、減産幅の縮小を来年1月から先送りするとの見方が強まっている。

ニューヨーク金先物相場は反落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である12月物は前週末比34.6ドル(1.8%)安の1トロイオンス1837.8ドルで取引を終えた。一時は1828.0ドルと中心限月として4カ月ぶりの安値を付けた。

新型コロナワクチンの早期実用化の期待が強まり、リスク回避の際に買われやすい金先物の売りにつながった。外国為替市場でドルがユーロや円に対して上昇した局面で、ドルの代替投資先とされる金先物は売られた。

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