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商品概況

NY商品、原油が続落 世界景気の不透明感で需要減懸念

2019/3/23 5:01
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【NQNニューヨーク=戸部実華】22日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は続落した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の5月物は前日比0.94ドル安の1バレル59.04ドルで取引を終えた。欧米の景況感指数の悪化を受けて景気懸念が強まり、原油需要が伸び悩むとの見方が売りを誘った。

IHSマークイットが22日発表した3月の購買担当者景気指数(PMI)の速報値で製造業指数がドイツは約6年半ぶり、ユーロ圏はほぼ6年ぶりの低水準に落ち込んだ。米国も前月から低下し、1年9カ月ぶりの低さとなった。主要国の景気減速で原油需要が細るとの見方が広がった。

外国為替市場でドルがユーロや英ポンドなどに対して上昇し、ドル建てで取引される原油の「割高感につながった」(ストラテジック・エナジー・アンド・エコノミック・リサーチのマイケル・リンチ氏)のも相場の重荷だった。

前日に約4カ月ぶりの高値を付けたため、週末を控えて目先の利益を確定する目的の売りも出やすかった。

取引終了にかけては下げ渋った。午後に石油サービス会社ベーカー・ヒューズが公表した米国の石油生産に使う掘削設備(リグ)稼働数が、5週連続で減少して約11カ月ぶりの低水準となった。米国産原油の供給が鈍るとの見方が相場を下支えした。

ニューヨーク金先物相場は続伸した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である4月物は前日比5.0ドル高の1トロイオンス1312.3ドルで終えた。世界景気の先行き不透明感が増して投資家心理が悪化し、欧米の主要な株価指数が下落した。実物資産の裏付けがあり、リスク回避の際に買われやすい金先物相場の上昇を支えた。

上値を追うような勢いも乏しかった。ドルが対ユーロなどで買われ、ドルの代替投資先とされる金先物の買い手控えを誘った。

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