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商品概況

NY商品、原油が続伸 雇用統計の改善受け 金は反発

2020/7/3 5:02
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【NQNニューヨーク=横内理恵】2日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は続伸した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の8月物は前日比0.83ドル(2.1%)高の1バレル40.65ドルで取引を終えた。朝方発表の6月の米雇用統計が市場予想以上に回復した。米景気の持ち直しが原油需要の増加につながるとの見方が買いを誘った。

雇用統計では非農業部門の雇用者数が市場予想を大幅に上回って増え、失業率は市場予想を下回った。停滞していた経済活動の再開が進んでいると受け止められた。米株相場の上昇も、リスク資産である原油先物の買いを誘った。

午後に石油サービス会社ベーカー・ヒューズが発表した米原油生産に使う掘削設備(リグ)稼働数が16週連続で減った。約11年ぶりの低水準で、米国内の供給抑制につながるとの見方も相場を支えた。前日には米エネルギー情報局(EIA)が発表した週間の石油在庫統計で原油在庫が市場予想以上に減少していた。

原油相場は伸び悩む場面もあった。1日の米国の新型コロナウイルスの新規感染者数が5万人を超え、過去最高となった。38州で過去2週間に感染者数が拡大したとも伝わり、米経済の正常化が遅れるとの見方が広がった。原油先物は3月上旬以来の高値圏で推移している。3連休を前に持ち高調整や利益確定の売りが出て、相場の上値を抑えた。

ニューヨーク金先物相場は反発した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である8月物は前日比10.1ドル(0.6%)高の1トロイオンス1790.0ドルで取引を終えた。新型コロナの感染再拡大への懸念などから、リスク回避の際の資金の受け皿となる金先物に買いが向かった。

売りが優勢になる場面もあった。米雇用統計の改善を受けて投資家が運用リスクを取りやすくなったことが金先物からの資金流出につながった。

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