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商品概況

NY商品、原油が急反発 一時35%高 主要産油国の減産観測で

2020/4/3 5:14
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【NQNニューヨーク=古江敦子】2日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場が急反発した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の5月物は前日比5.01ドル(24.7%)高の1バレル25.32ドルで終えた。トランプ米大統領が「サウジアラビアとロシアが近く減産を発表する」と述べ、需給悪化の懸念が和らいだ。

売りに傾けていた持ち高を解消する動きが急速に広がり、相場は一時27.39ドルと前日終値から35%上昇した。

トランプ氏は2日午前、米CNBCのインタビューで「ロシアのプーチン大統領とサウジのムハンマド皇太子王が近く減産を発表するだろう」と述べた。トランプ氏はツイッターにも「両国は1000万バレル、最大で1500万バレルの減産に動くようだ」と投稿した。

ロシアのノワク・エネルギー相は2日、ロイター通信に「原油を増産する計画はない」と明らかにした。原油市場の供給過剰を踏まえた発言とみられ、ロシアが減産に動くとの思惑を誘った。

原油先物相場は取引終了にかけて伸び悩む場面があった。石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟で構成する「OPECプラス」の緊急会合が近く開かれると伝わり、主要産油国による生産調整の詳細を見極めたいとのムードが広がった。減産の開始時期の不透明感も意識された。

米市場では「新型コロナウイルスの影響で向こう2カ月の世界の原油需要が大幅に減り、主要産油国による減産では需給悪化を抑えきれない」(シティグループ)との指摘もあり、相場の先安観はくすぶっている。

金先物相場は大幅に反発した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で、取引の中心である6月物は前日比46.3ドル(2.9%)高の1トロイオンス1637.7ドルで終えた。朝方発表の週間の米新規失業保険申請件数が前週の2倍に急増し、過去最多となった。米景気懸念が強まり、リスク回避時に買われやすい金先物に資金が向かった。

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