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商品概況

NY商品、原油が続伸 イランのタンカー爆発の報道で 金は続落

2019/10/12 5:03
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【NQNニューヨーク=戸部実華】11日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は続伸した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の11月物は前日比1.15ドル高の1バレル54.70ドルで取引を終えた。11日にイランの石油タンカーが爆発したと伝わった。中東の地政学リスクが高まり原油供給が細るとの観測を招き、原油先物は買いが優勢になった。

イランのタンカーはサウジアラビア沖の紅海で爆発した。報道によると、タンカーの保有会社は「ミサイル2発による攻撃を受けた」と主張しているという。5月以降に続いた外国タンカーへの攻撃や9月のサウジ石油施設への攻撃について、サウジや米国はイランの関与を指摘してきた。イランが今回のタンカー爆発を米国とサウジによる報復と受け止めれば、中東情勢の緊張が一段と高まるとの見方が出た。

米中は11日、貿易協議を開いた。米メディアによると、中国が米国産農産物の購入再開で譲歩する一方、米国が15日に予定していた対中関税率引き上げを見送り、合意につなげる方針という。米中対立が和らげば世界景気の追い風となり、原油需要が増えるとみた買いが入った。

国際エネルギー機関(IEA)が11日発表した月報で、2019年と20年の原油需要の伸びを下方修正した。これを受けて朝方は伸び悩む場面もあったが、米中協議への期待感から売りは続かなかった。

ニューヨーク金先物相場は続落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である12月物は前日比12.2ドル安の1トロイオンス1488.7ドルで取引を終えた。米中貿易協議が進展しているとの見方が強まり、リスク回避の際に買われやすい金先物には売りが優勢となった。

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