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商品概況

NY商品 原油が1カ月ぶり高値、サウジが減産延長を要求 金は反発

2017/4/12 5:09
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【NQNニューヨーク=森田理恵】11日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は6日続伸した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の5月物は前日比0.32ドル高の1バレル53.40ドルで取引を終えた。午後に一時53.43ドルまで上昇し、3月7日以来およそ1カ月ぶりの高値を更新した。主要産油国が減産を延長するとの期待が広がった。

 サウジアラビアが石油輸出国機構(OPEC)関係者に対し、5月末の総会で主要産油国の減産期間を6カ月延長するよう求めたとダウ・ジョーンズ通信が報じた。協調減産が6月以降も続くとの期待が原油価格を押し上げた。

 北アフリカの産油国であるリビアでは、国営石油会社が前日夜、武装勢力の襲撃による生産停止が拡大する恐れがあると警告したと伝わった。目先の需給引き締まりを見込んだ買いも相場を下支えしたもようだ。

 一方、米エネルギー情報局(EIA)は、正午すぎに発表した4月の「短期エネルギー見通し」で、2017~18年の世界の産油量の予想を3月時点から引き上げた。米国とブラジルの増産が主因だが、相場の反応は限られた。

 EIAによると、米国の平均日産量は18年に990万バレルまで増える見込み。3月時点の見通しを小幅ながら上方修正し、データを遡れる1859年以降で最大となった。

 供給量の引き上げに伴い、18年にかけての原油価格の見通しを3月からやや下方修正した。

 ガソリンは4営業日ぶりに小反落。ヒーティングオイルは6日続伸し、一時は期近物として3月1日以来の高値を付けた。

 ニューヨーク金先物相場は反発した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である6月物は前日比20.3ドル高の1トロイオンス1274.2ドルで終えた。シリアや北朝鮮情勢の緊迫化など地政学リスクの高まりを嫌気し、実物の裏付けがあり安全資産とされる金に投資資金が集まった。

 午後の時間外取引で買いの勢いが一段と強まり、一時1277.4ドルと16年11月10日以来5カ月ぶりの高値を付けた。

 銀は3営業日ぶりに反発。プラチナは反発した。

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