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商品概況

NY商品、原油期先の6月物が急落 期近物はプラス圏で終える

2020/4/22 5:06
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【NQNニューヨーク=川内資子】21日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で、取引の中心で22日から期近物になるWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の6月物が急落した。前日比8.86ドル(43.4%)安の11.57ドルで終えた。一時は6.50ドルと下落率は68%に達した。原油需要の低迷で在庫が積み上がり、貯蔵能力の不足で売り圧力が強まった状態が続くと警戒された。

21日が取引最終日だった期近5月物は前日比47.64ドル高の1バレル10.01ドルで取引を終えた。前日に史上初めてマイナス価格という異例の状態に陥ったが、さすがに下げすぎとみた買いが入った。

ただ、期先の6月物が大幅安になったことで市場では先安観が強まっている。「マイナス価格が現実となり、投資家は期先物についても相場持ち直しに自信が持てなくなった」(プライス・フューチャーズ・グループのフィル・フリン氏)との声が聞かれた。

足元ではタンカーなどへの貯蔵も増えており、近く貯蔵能力が足りなくなり需給が悪化するとの懸念は強い。原油安を背景に金融機関が石油企業への資金供給を厳しくすれば投資家心理が一段と冷え、原油価格の下落が加速するとの観測も出ているようだ。

トランプ米大統領は21日、石油企業に対する資金支援の方針を示した。原油価格の急落で経営環境が悪化する石油企業を支え狙いだが、原油相場の反応は限られた。

ニューヨーク金先物相場は反落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である6月物は前日比23.4ドル安の1トロイオンス1687.8ドルで終えた。投資家のリスク回避姿勢の強まりを背景に、外国為替市場でドルが対円やユーロなどで上昇した。ドルの代替投資先とされる金は売りが優勢となった。

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