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NY商品、原油が続落 コロナ感染拡大で需要減を警戒 金は反発

【NQNニューヨーク=岩本貴子】30日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は3日続落した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の12月物は前日比0.38ドル(1.1%)安の1バレル35.79ドルで終えた。欧米で新型コロナウイルスの感染拡大が続き、経済活動が制限され、原油需要が落ち込むとの警戒が続いた。

米ジョンズ・ホプキンス大学の集計では29日の米国の新型コロナ感染者は8万8000人を超え、23日に記録した過去最多を上回った。一部の州では感染拡大を防ぐために経済活動の制限を強めており、景気の勢いが鈍化している。主要株価指数が大幅に下落したことも、株と同じリスク資産である原油先物の売りにつながった。

供給増の懸念も根強い。ロイター通信の調査によると石油輸出国機構(OPEC)の10月の原油生産量は、リビアの生産再開などで4カ月連続で増えた。非加盟国も含めた「OPECプラス」は来年1月に協調減産の緩和を予定していると伝わっている。

シェブロンは29日、ハリケーン「ゼータ」の被害を受けたメキシコ湾岸の石油施設を、ハリケーン通過後に再開すると明らかにした。石油サービス会社のベーカー・ヒューズが30日発表した米国の原油生産向け掘削設備(リグ)稼働数は前週から増えた。施設の再開や米国内の原油増産が需給を悪化させるとの懸念も相場の重荷だった。

ニューヨーク金先物相場は反発した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である12月物は前日比11.9ドル(0.6%)高の1トロイオンス1879.9ドルで取引を終えた。世界景気や米大統領選を巡る不透明感を警戒し、リスク回避時に買われやすい金先物は買いが優勢になった。

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