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NY商品、原油が急反発 イランが米偵察機撃墜、金は5年9カ月ぶり高値

【NQNニューヨーク=横内理恵】20日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は大幅に反発した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の7月物は前日比2.89ドル(5.4%)高の1バレル56.65ドルで取引を終えた。イランが米国の無人偵察機を撃墜したと20日に伝わり、中東情勢の悪化を懸念した買いが入った。

イランの精鋭部隊の革命防衛隊が、原油輸送の要衝であるホルムズ海峡近くで米軍の偵察用ドローンをミサイルで撃ち落としたと報じられた。トランプ米大統領はツイッターに「イランが非常に大きな間違いを犯した」と投稿した。米とイランの対立激化で中東情勢の緊張が強まれば、原油輸出に影響するとの警戒感が買いを誘った。一時57.02ドルと5月下旬以来の高値を付けた。

この日の高値を付けた後は伸び悩む場面があった。ドローン撃墜についてトランプ大統領が「意図的だったとは信じがたい」と述べたと伝わり、地政学リスクへの過度の懸念がやや和らいだ。

ニューヨーク金先物相場は大幅反発した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である8月物は前日比48.1ドル高の1トロイオンス1396.9ドルで取引を終えた。20日の時間外取引では1397.7ドルと2013年9月以来、約5年9カ月ぶりの高値を付けた。米連邦準備理事会(FRB)が19日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で早期利下げを示唆し、金利が下がると買われやすい資産である金市場への資金流入を期待した買いが入った。

外国為替市場でドルが主要通貨に対して下落し、ドルの代替投資先とされる金が買われた面もあった。中東リスクへの警戒感も実物資産の裏付けがある金先物の買いを誘った。

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