/

NY商品、原油が続伸 コロナワクチン早期普及の期待続く 金は反発

【NQNニューヨーク=戸部実華】10日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は続伸した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近12月物は前日比1.07ドル(2.7%)高の1バレル41.36ドルで取引を終えた。新型コロナウイルスワクチンが早期に普及すれば経済の正常化が進み、原油需要が回復するとみた買いが続いた。

前日に米製薬のファイザーと独ビオンテックがコロナワクチンの臨床試験で高い有効性を示したと発表した。市場では「実用可能なワクチンは原油相場にとって明確なゲームチェンジャーになる」(JPモルガン)との見方が広がった。ワクチンの普及で経済活動の再開が本格化し、エネルギー需要が持ち直すとの観測から買いが続いた。

サウジアラビアのエネルギー相は前日、石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなど非加盟国で構成するOPECプラスが需給に応じて協調減産を調整する可能性があるとの考えを示した。需給の悪化観測が後退し、10日も相場を支えた。

原油相場はやや伸び悩む場面もあった。米エネルギー情報局(EIA)が10日に公表した「短期エネルギー見通し」で、2020年と21年の価格予想を引き下げた。前日に原油先物相場は大幅に反発した後で、目先の利益を確定する売りも出やすかった。

ニューヨーク金先物相場は反発した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である12月物は前日比22.0ドル(1.2%)高の1トロイオンス1876.4ドルで取引を終えた。前日に7月下旬以来の安値を付け、10日は自律反発狙いの買いや押し目買いが入った。前日の外国為替市場で上昇したドルに買い一服感が出たのも、ドルの代替投資先とされる金先物の買いにつながった。

春割ですべての記事が読み放題
今なら2カ月無料!

セレクション

トレンドウオッチ

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
春割で申し込むログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で申し込むログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
春割で申し込むログイン