2018年12月15日(土)

NY商品、原油が大幅反落 イランの供給懸念が後退 金は続伸

2018/10/11 5:17
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【NQNニューヨーク=古江敦子】10日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場が反落した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の11月物は前日比1.79ドル(2.4%)安の1バレル73.17ドルで終えた。イラン産原油の供給懸念がいったん後退したほか、11日発表の米石油在庫統計を前に持ち高調整の売りが出た。

ロイター

ロイター通信が10日、サウジアラビアが11月にインドへの原油輸出を増やす見通しだと報じた。米政府は各国にイラン産原油の輸入停止を求めている。同国産原油を多く輸入するインドが原油不足に陥っていることに対処したようだ。サウジとロシアは9月に水面下で増産で合意したとも報じられており、イラン産原油の供給減に対する過度な警戒感が和らいだ。

米エネルギー情報局(EIA)が11日発表する米石油在庫統計で原油在庫が3週連続で増加するとの予想が多い。EIAは10日発表した月次の短期エネルギー見通しで2018年と19年の米原油生産見通しを上方修正しており、相場の重荷になった面もあった。

大型ハリケーン「マイケル」が勢力を増し、米フロリダ州に10日にも上陸する見通し。米安全環境執行局(BSEE)は9日、メキシコ湾岸の多くの石油施設が操業を停止し、産油量が約4割減ったと報告した。だが、ハリケーンは石油施設の集積地域は直撃せず、通過後は速やかに操業を再開できるとの見方が優勢で、相場への影響は現時点で限られている。

金先物相場は続伸した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で、取引の中心である12月物は前日比1.9ドル高の1トロイオンス1193.4ドルで終えた。米株式相場の下落で投資家心理が冷え込み、現物資産の裏付けがある金先物にリスク回避目的の買いが入った。

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