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商品概況

NY商品、原油が続伸 ゼロ金利長期化で需要回復の期待強まる

2020/6/11 6:16
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【NQNニューヨーク=古江敦子】10日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場が続伸した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の7月物は前日比0.66ドル(1.7%)高の1バレル39.60ドルで終えた。10日の米連邦公開市場委員会(FOMC)でゼロ金利政策の長期化見通しが示された。低金利が経済を下支えし、エネルギー需要の回復につながるとみた買いが入った。米当局の週間統計でガソリン需要の伸びが示されたのも買いを誘った。

FOMCでは2022年末までゼロ金利政策を維持し、当面は現在の量的金融緩和策も維持する方針を示した。原油市場では「金融緩和で経済活動が活発化し、原油需要も長期的に伸びが続きそうだ」(プライス・フューチャーズ・グループのフィル・フリン氏)と期待する声が聞かれた。

外国為替市場でドルが主要通貨に対して下落し、ドル建てで取引される原油の割安感に着目した買いも入った。

米エネルギー情報局(EIA)が10日午前に発表した週間の米石油在庫統計で原油在庫が市場予想に反して増え、統計を開始した1982年以降で最高となった。これを受けて原油相場は下げる場面もあった。ただ、同統計では原油生産は減り、ガソリン需要の伸びが続いたこともわかった。需給改善は続いているとの観測が改めて強まり、相場は次第に持ち直した。

金先物相場は3営業日ぶりに小反落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で、取引の中心である8月物は前日比1.2ドル(0.1%)安の1トロイオンス1720.7ドルで終えた。FOMCの結果発表の前で持ち高調整の売りがやや優勢となった。

通常取引終了後の時間外で上げに転じた。FRBが22年末までゼロ金利政策を継続する見通しを示し、余剰資金が金市場に流入する地合いが続くとの見方から買われた。ドルの先安観が強まり、ドルの代替投資先とされる金に買いを誘った。

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