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NY商品、原油が4日続落 米中協議の不透明感が重荷 金は続伸

2019/11/1 5:09
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【NQNニューヨーク=戸部実華】10月31日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は4日続落した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の12月物は前日比0.88ドル安の1バレル54.18ドルで取引を終えた。米中貿易協議の不透明感や低調な経済指標を受けて、原油需要が細るとの見方が相場の重荷となった。

米中貿易協議を巡り「中国高官らは包括的で長期的な合意に疑問を呈している」と米ブルームバーグ通信が31日に伝えた。米中は部分合意の調印に向けて準備を進めており、市場では楽観的な雰囲気が高まっていただけに協議の先行きを巡る不透明感が広がった。米中摩擦の長期化が世界景気の減速につながり、原油需要を押し下げるとの懸念が強まった。

米中の低調な経済指標も売りにつながった。中国国家統計局と中国物流購入連合会が31日に発表した10月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は前月から低下し、好不況の境目である50を6カ月連続で下回った。シカゴ購買部協会が発表した10月のPMIは2カ月連続で50を割り込み、約4年ぶりの低水準に落ち込んだ。

米エネルギー情報局(EIA)が30日に発表した週間の石油在庫統計で原油在庫が市場予想以上に増えた。需給の緩みを警戒した売りも続いた。

ニューヨーク金先物相場は続伸した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である12月物は前日比18.1ドル高の1トロイオンス1514.8ドルで取引を終えた。米中協議を巡る不透明感などで投資家心理が悪化した。リスク回避の際に買われやすい金先物に資金が流入した。

外国為替市場でドルが円や英ポンドなどに対して売られたのも、ドルの代替投資先とされる金先物の買いにつながった。

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