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NY商品、原油が反落 米中貿易摩擦の警戒感で、金は反発

国際・アジア
2019/5/10 5:01
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【NQNニューヨーク=戸部実華】9日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は反落した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の6月物は前日比0.42ドル安の1バレル61.70ドルで取引を終えた。米中貿易摩擦が激化するとの警戒感が強まったのを受けて、世界景気が一段と減速すれば原油需要が減るとの懸念から売りが優勢になった。

トランプ米大統領が8日、中国製品に対する制裁関税を10日に引き上げる方針を巡り「中国が取引を台無しにした」と批判した。中国も米国が制裁関税を引き上げれば対抗措置を取る方針を表明しており、交渉決裂への警戒感が改めて強まった。世界の主要な株式相場が軒並み下落し、リスク資産とされる原油先物の売りにつながった。

売り一巡後は下げ渋った。トランプ米大統領が9日、中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席から書簡を受け取ったと明らかにし、同氏との電話協議を開く可能性に触れた。米中協議の合意は「可能性がある」と述べたとも伝わり、過度な警戒感が和らぎ株式相場が下げ渋ると原油先物相場も下げ幅を縮めた。

米エネルギー情報局(EIA)が8日発表した週間の米石油在庫統計で原油在庫が減り、需給悪化への懸念が後退したのも引き続き原油先物相場を下支えした。

ニューヨーク金先物相場は反発した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である6月物は前日比3.8ドル高の1トロイオンス1285.2ドルで終えた。米中貿易摩擦の警戒感の高まりを受けて、実物資産の裏付けがある金先物に買いが入った。外国為替市場でドルが対円やユーロなどで売られた局面で、ドルの代替投資先とされる金先物が買われた面もあった。

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