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NY商品、原油が反落 中国貿易統計受け世界景気に懸念

2019/12/10 5:16
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【NQNニューヨーク=戸部実華】9日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は反落した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の2020年1月物は前週末比0.18ドル安の1バレル59.02ドルで取引を終えた。11月の中国の輸出が減り、米中貿易摩擦に伴う世界景気への悪影響が改めて意識された。ただ、主要産油国の協調減産が原油価格を支えるとの見方は根強く、下値は限られた。

中国税関総署が8日発表した11月の貿易統計で、輸出が4カ月連続で前年同月比で減った。15日には米国の対中追加関税「第4弾」の全面発動の期限を控えている。発動されれば世界景気を一段と減速させかねず、原油需要が伸び悩むとの見方を誘った。

売り一巡後は下げ渋った。前週末6日の会合で石油輸出国機構(OPEC)と非加盟の主要産油国が協調減産の規模拡大で合意した。需給が引き締まるとの観測が根強く、相場を下支えした。

ニューヨーク金先物相場は小幅に続落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である20年2月物は前週末比0.2ドル安の1トロイオンス1464.9ドルで取引を終えた。外国為替市場でユーロなどに対して売られていたドルが下げ渋るにつれ、ドルの代替投資先とされる金先物は売りがやや優勢になった。

11日に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控える。様子を見極めたい投資家も多く、積極的な取引は手控えられた。

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