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NY商品、原油が大幅続落 協調減産を巡る不透明感が重荷

2019/11/30 5:53
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【NQNニューヨーク=戸部実華】29日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は大幅に続落した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の2020年1月物は前営業日の27日に比べ2.94ドル(5.1%)安の1バレル55.17ドルで取引を終えた。主要産油国による協調減産や米中貿易協議を巡る先行き不透明感が相場の重荷となった。

来週の石油輸出国機構(OPEC)総会でサウジアラビアが、他の加盟国の生産超過に対応して生産を抑えるこれまでの方針を取りやめそうだと29日までに伝わった。ロシアも協調減産の延長の決定は来年春まで先送りすべきだとの見方を示していると伝わった。12月の総会で協調減産の延長を決めるとの観測が強まっていただけに、主要産油国の足並みがそろわず、減産が強化されにくいとの思惑が広がった。

トランプ米大統領が27日に香港人権法案に署名し、同法が成立した。米中貿易協議に悪影響が出れば世界景気の減速につながり、原油需要が細るとの見方を誘った。貿易協議を見極めたいとして米株式相場が下落したのも、株同様にリスク資産とされる原油先物の売りにつながった。

ニューヨーク金先物相場は反発した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である20年2月物は前営業日比11.9ドル高の1トロイオンス1472.7ドルで取引を終えた。米中貿易協議の先行き不透明感から米株相場が下落し、リスク回避の際に買われやすい金先物に資金が流入した。外国為替市場でドルが主要通貨に対して売られたのも、ドルの代替投資先とされる金先物の買いを誘った。

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