2019年8月18日(日)

NY商品、原油が反発 ベネズエラ石油会社に米制裁で思惑 金8カ月ぶり高値

2019/1/30 5:14
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【NQNニューヨーク=横内理恵】29日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は反発した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の3月物は前日比1.32ドル高の1バレル53.31ドルで取引を終えた。米財務省が28日、ベネズエラ国営石油会社のPDVSAに経済制裁を科すと発表した。同国の原油供給が減るとの見通しから買いが優勢だった。

米ペンシルベニア州で産出した原油=ロイター

米政権はベネズエラのマドゥロ政権を非民主的だとして認めておらず、同国の石油産業に打撃を与えて退陣に追い込む方針とされる。制裁が長期化すれば、原油産出が停滞するとの観測が先物の買いを誘った。ただ、米政権はエネルギー価格の上昇を懸念しており、一定期間は米石油精製企業とPDVSAとの取引を認める。

サウジアラビアやロシアなど主要産油国が協調減産を続ける見通しで、28日にはロシアが減産ペースを速めそうだと伝わっていた。原油需給が引き締まりやすいとの見方も相場を支えた。

ニューヨーク金先物相場は3日続伸した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である2月物は前日比5.8ドル高の1トロイオンス1308.9ドルで取引を終えた。一時は1310.7ドルと昨年5月末以来、およそ8カ月ぶりの高値を付けた。外国為替市場でドルが対主要通貨で弱含む場面があり、ドルの代替投資先とされる金が買われた。

29~30日の米連邦公開市場委員会(FOMC)や、30~31日の米中の閣僚級の貿易協議など重要イベントを見極めたいとして、実物資産の裏付けのある金先物に資金を移す動きもあった。

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