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NY商品 原油が反発 ロシアの減産観測で、金は上昇

【NQNニューヨーク=戸部実華】29日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は3日ぶりに反発した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の1月物は前日比1.16ドル高の1バレル51.45ドルで取引を終えた。ロシアが減産に踏み切るとの報道を受け需給の緩みが長期化するとの観測が後退した。

ロイター通信が29日、ロシアが石油輸出国機構(OPEC)加盟国との協調減産の必要性をより認識するようになっていると伝えた。OPEC総会を12月6日に控え、主要産油国が減産で合意すれば需給改善につながるとの見方が広がった。

28日は週間の米原油在庫が市場予想以上に増えたのが明らかになり、需給悪化を見込んだ売りが膨らんでいた。29日早朝の時間外取引で一時49.41ドルと期近物として昨年10月上旬以来の安値を付けたため「値ごろ感に着目した買いが入りやすかった」(ストラテジック・エナジー・アンド・エコノミック・リサーチのマイケル・リンチ氏)。

ニューヨーク金先物相場は小幅に上昇した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)でこの日から取引の中心となった2月物は前日比0.6ドル高の1トロイオンス1230.4ドルで終えた。前日に米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が現在の政策金利は「景気を加速も減速もさせない中立水準をわずかに下回る」水準との認識を示した。利上げ打ち止めが近いとの見方を招き、金利が付かない金の投資妙味が増すとの思惑が相場を支えた。

もっとも、上値は限られた。前日に大幅高となったうえ、12月1日に予定されている米中首脳会談を控えて結果を見極めたい市場関係者が多く買いの勢いは限られた。

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