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NY商品 原油が1カ月半ぶり安値、リビアと米国の増産観測が重荷 金は反落

【NQNニューヨーク=森田理恵】19日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は反落した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の7月物は、前週末比0.54ドル安の1バレル44.20ドルで取引を終えた。リビアと米国の生産増への警戒感が相場の重荷になった。一時は44.09ドルと5月5日以来ほぼ1カ月半ぶりの安値を付けた。

リビアで国営石油会社の日産量が7月末までに100万バレルを超える見通しとなった。実現すれば「2013年以来の高水準」(先物ストラテジスト)といい、目先の供給増への懸念が強まった。米国では石油掘削装置(リグ)の稼働数が前週末まで22週連続で増加したと伝わっている。

日本やインドでは5月の原油輸入が大きく減った。大消費地のアジアで需要が頭打ちになりつつあるとの観測につながり、先物の売りを誘ったとの声も出ていた。

アラブ有力紙アッシャルクル・アウサトとのインタビューで、サウジアラビアのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相が原油需給の改善は今年10~12月期になると述べた。「過去数年間の在庫の積み上がりを考慮すると(石油輸出国機構=OPECなどの)減産の効果が出るまで時間がかかる」という。ただ、発言に対する相場の反応は目立たなかった。

ガソリンとヒーティングオイルはともに3営業日ぶりに反落した。

ニューヨーク金先物相場は反落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である8月物は、前週末比9.8ドル安の1トロイオンス1246.7ドルで終えた。午後の時間外取引では一時1246.1ドルまで下げ、5月19日以来1カ月ぶりの安値を付けた。

外国為替市場でドル安の流れが一服し、ドル建てで取引される金の割安感が後退した。

米株式市場ではダウ工業株30種平均が最高値を上回って推移するなど、リスク資産が堅調に推移した。投資家心理が改善し、安全資産とされる金には売りが出やすかった面もある。

銀は3日続落。プラチナは続伸した。

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