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NY商品、原油が続伸 一時2カ月半ぶり高値 リグ稼働数の減少で

2020/5/30 5:09
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【NQNニューヨーク=古江敦子】29日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場が続伸した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の7月物は前日比1.78ドル(5.3%)高の1バレル35.49ドルで終えた。一時35.77ドルと期近物として約2カ月半ぶりの高値を付けた。米国の石油生産向け掘削設備(リグ)稼働数が11週連続で減り、減産基調を見込む買いが膨らんだ。エネルギー需要は持ち直しており、需給回復への期待が高まった。

石油サービス会社ベーカー・ヒューズが29日午後に発表したリグ稼働数は11週連続で減り、米シェール革命初期にあたる2009年6月下旬以来10年11カ月ぶりの低水準となった。米原油生産は3月に付けた過去最高水準から足元で13%減っており、減産ペースが加速するとの見方が広がった。

米エネルギー情報局(EIA)が28日発表した週間の統計で、ガソリン消費が大幅に増えていたことが改めて買い材料となった。米経済活動の再開に伴い、需要が一段と持ち直すと期待された。

もっとも、朝方は売り優勢で推移した。香港の統制強化を巡る米中対立が世界景気を冷やし、エネルギー需要が伸び悩むと警戒された。

通常取引終了後に相場はやや伸び悩む場面があった。トランプ米大統領が香港への優遇措置を見直す方針を示したが、1月に結んだ「第1段階の貿易合意」については言及しなかったと伝わった。様子見ムードが広がり、買いに傾けた持ち高を中立方向に戻す目的の売りが出た。

金先物相場は続伸した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で、取引の中心である8月物は前日比23.4ドル(1.4%)高の1トロイオンス1751.7ドルで終えた。米中対立の激化が警戒され、現物資産の裏付けがある金先物にリスク回避目的の買いが入った。

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