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NY商品、原油が大幅反発、米国在庫が予想ほど増えず

【NQNニューヨーク=戸部実華】29日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は3営業日ぶりに大幅に反発した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の6月物は前日比2.72ドル(22.0%)高の1バレル15.06ドルで取引を終えた。新型コロナウイルスの治療薬への期待が高まり、早期の経済回復で原油需要が持ち直すとの観測から買いが入った。週間の米原油在庫は市場予想ほど増えなかったのも買いを支えた。

米バイオ製薬のギリアド・サイエンシズが29日、米国の新型コロナ治療薬の臨床試験(治験)で「有効性を示した」と発表した。治療薬が市場に出回れば、想定よりも早く世界景気が回復するとの見方を誘った。米株式相場が大幅に反発したのも、株式と同様にリスク資産とされる原油先物の買いを後押しした。

米エネルギー情報局(EIA)が29日に発表した週間の石油在庫統計で米原油在庫の増加幅は市場予想より小さかった。米国内の生産量は減り、ガソリン在庫は市場予想に反して減少した。米国の貯蔵能力の限界への警戒感が高まっていただけに、統計を受けた買いが強まった。

ニューヨーク金先物相場は4日続落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である6月物は前日比8.8ドル安の1トロイオンス1713.4ドルで取引を終えた。新型コロナ治療薬への期待で投資家がリスク選好姿勢を強め、リスク回避の際に買われやすい金先物には売りが出た。

取引終了後は買いが優勢になる場面もあった。午後の米連邦公開市場委員会(FOMC)結果発表を受け、金融緩和が長期間続くと受け止められ、金利が付かない金の買いを誘った。

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