/

NY商品、原油が反落 コロナ感染拡大で需要懸念、金は続落

【NQNニューヨーク=横内理恵】19日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は4営業日ぶりに反落した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の12月物は前日比0.08ドル(0.2%)安の1バレル41.74ドルで取引を終えた。新型コロナウイルスの世界的な感染再拡大で、短期的に原油需要が停滞するとの見方が相場の重荷となった。米株式相場が午後に上げに転じた場面でリスク資産の原油先物にも買いが入り、下げ渋って終えた。

米国では1日当たりの新型コロナの新規感染者数が17万人前後と高止まりし、行動規制を強化する州が増えている。通常は旅客需要が膨らむ26日の感謝祭前後の旅行者も例年から半減するとみられている。欧州では英国やフランスが感染抑制のためのロックダウン(都市封鎖)を導入しており、日本でも新規感染者数が過去最多となった。新型コロナのまん延で世界的に原油需要が減少するとの懸念が強まった。

18日にエネルギー省のエネルギー情報局(EIA)が発表した週間の米石油在庫統計で原油在庫が2週連続増えた。リビア国営石油会社(NOC)が増産を検討していると伝わったことも相場の重荷となった。ブルームバーグ通信が18日、「アラブ首長国連邦(UAE)が石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアで構成するOPECプラスの枠組みにとどまることの利点を疑問視している」と報じた。UAEは否定したが、OPECプラスによる協調減産の維持が難しくなるとの思惑も相場の重荷となった。

米株式相場の動きなどにつれ、引け間際に急速に下げ渋った。米与野党が追加の経済対策の協議を再開することで合意したと伝わった。新型コロナワクチンの承認が近いとの見方も投資家心理を支えた。

ニューヨーク金先物相場は3日続落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である12月物は前日比12.4ドル(0.7%)安の1トロイオンス1861.5ドルで取引を終えた。外国為替市場でドルが対主要通貨で上昇し、ドルの代替投資先として逆の動きになりやすい金が売られた。

初割ですべての記事が読み放題
今なら2カ月無料!

セレクション

トレンドウオッチ

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン