/

NY商品、原油が反落 コロナ再拡大で需要懸念、金は続伸

【NQNニューヨーク=横内理恵】9日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は反落した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の11月物は前日比0.59ドル(1.4%)安の1バレル40.60ドルで取引を終えた。欧米での新型コロナウイルスの感染再拡大などで、当面は需給が引き締まりにくい環境が続くとの見方が相場の重荷となった。ハリケーンの影響による供給減観測などから下値は堅かった。

欧州各国でコロナの新規感染が急拡大し、一部の都市で外出や飲食店の営業を制限する動きにつながっている。米国でも20以上の州で感染者数が増え、室内での活動が増える秋冬の感染第2波への懸念が強まっている。感染拡大が抑制できなければ、再び経済活動が縮小し、原油需要が伸び悩む可能性がある。

石油会社ベーカー・ヒューズが9日に発表した米原油生産に使う掘削設備(リグ)の稼働数が3週連続で増加し、6月中旬以来の高水準となった。国内での原油供給が増えていることも相場の重荷となった。

原油価格は今週に入って1割あまり上昇しており、週末を前に利益確定売りも出やすかった。

原油相場は高く推移する場面もあった。ハリケーン「デルタ」が9日夜に米メキシコ湾岸のルイジアナ州に上陸する見通しとなっている。周辺地域の石油施設はすでに大半が稼働を休止しているが、被害次第で再開に時間がかかる可能性がある。油田職員のストライキが続くノルウェーで、同国最大の油田の稼働が停止する可能性があると伝わったことも買いを誘った。

ニューヨーク金先物相場は続伸した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である12月物は前日31.1ドル(1.6%)高の1トロイオンス1926.2ドルで取引を終えた。外国為替市場でドルが対主要通貨で売られ、ドルの代替投資先とされる金先物の買いが優勢となった。

初割ですべての記事が読み放題
今なら2カ月無料!

セレクション

トレンドウオッチ

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン