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NY円、反落 1ドル=121円05~15銭で終了 年内の米利上げ観測で

【NQNニューヨーク=古江敦子】28日のニューヨーク外国為替市場で円相場は3営業日ぶりに反落し、前日比65銭円安・ドル高の1ドル=121円05~15銭で取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)が同日公表した米連邦公開市場委員会(FOMC)声明を受け、年内の米利上げ観測が改めて浮上。ドルが円など主要通貨に対して上昇した。

FOMC声明では「次回(12月)の会合で利上げが適切かどうかを決める際は、雇用最大化と物価上昇率2%という目標に対する実績と見通しの進展具合を見極める」との文言が市場の注目を集めた。FRBは年内の利上げに前向きな姿勢を維持したと受け止められた。米長期金利が上昇し、日米金利差の拡大を見込んだ円売り・ドル買いも巻き込んで、円は下げ幅を広げた。

景気判断では雇用の増加ペースが鈍ったとした一方、「労働資源の未活用は小さくなった」との見方を維持した。市場のインフレ指標は「わずかに低下した」と表現をやや和らげた。市場ではFRBが景気認識を下げなかったとの見方からドル買いを促した。

円の安値は121円26銭、高値は120円02銭だった。

円は対ユーロで続伸し、前日比85銭円高・ユーロ安の1ユーロ=132円20~30銭で取引を終えた。一時は131円97銭と4月30日以来、約半年ぶりの円高・ユーロ安水準を付けた。ドルに対するユーロの下落が強く、円に対してもユーロ売りが及んだ。

ユーロは対ドルで大幅に続落。前日比0.0130ドル安い1ユーロ=1.0915~25ドルで終えた。一時は1.0896ドルと8月7日以来、2カ月半ぶりのユーロ安・ドル高水準を付けた。FOMC声明を受けて年内の米利上げ観測が強まった。欧州中央銀行(ECB)は年内に追加の金融緩和に踏み切るとの見方が浮上しており、欧米の金融政策の方向を意識したユーロ売り・ドル買いが進んだ。

ユーロの高値は1.1097ドルだった。

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