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為替概況

NY円、続伸 1ドル=108円00~10銭、一時4カ月半ぶり高値 世界株安や米利下げ観測で

2020/2/29 8:01
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【NQNニューヨーク=戸部実華】28日のニューヨーク外国為替市場で円相場は大幅に続伸し、前日比1円50銭円高・ドル安の1ドル=108円00~10銭で取引を終えた。一時は107円51銭と2019年10月上旬以来4カ月半ぶりの円高・ドル安水準を付けた。新型コロナウイルスの感染拡大で世界的な株安が続き、低リスク通貨とされる円に買いが集まった。早期の米利下げ観測が高まったのも円買い・ドル売りを後押しした。

世界保健機関(WHO)は28日、新型コロナに関して世界全体の危険度を4段階で最高レベルの「非常に高い」に引き上げた。感染拡大が世界経済の下押し圧力になるとの警戒感が続いた。米株式市場ではダウ工業株30種平均の下げ幅が一時1000ドルを超え、リスク回避の円買いが強まった。

米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が28日午後、新型コロナのまん延を受けて「我々は政策ツールを用いて、経済を支えるために適切に行動する」との声明を公表した。市場ではFRBが早期に利下げするとの見方が強まり、円を含めた主要通貨に対してドルが売られた。

米債券市場では相対的に安全資産とされる米国債が買われ、10年債や30年債利回りが連日で過去最低を付けた。日米金利差の縮小を意識した円買い・ドル売りも入った。

今後発表される2月の中国の購買担当者景気指数(PMI)や米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数などに市場の関心は高まっている。新型コロナの影響が顕在化するとみられており、市場では「悪い数字を織り込んだ円買い・ドル売りも入った」(邦銀為替ディーラー)との声も聞かれた。

早期利下げ観測で米株式相場が取引終了にかけて下げ渋ったのを受けて、円は伸び悩んで終えた。

円の安値は108円73銭だった。

円は対ユーロで3日ぶりに反発し、1ユーロ=119円20~30銭で取引を終えた。対ユーロでもリスク回避の円買いが優勢だった。

ユーロは対ドルで続伸し、前日比0.0025ドルユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.1020~30ドルで取引を終えた。パウエルFRB議長の声明を受けて対ユーロでもドル売りが優勢になった。米長期金利が大幅に低下したのも、欧米金利差の縮小観測からユーロ買い・ドル売りにつながった。

ユーロの高値は1.1046ドル、安値は1.0951ドルだった。

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