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NY円、反落 1ドル=111円10~20銭で終了、米株高や景気指標の改善で

2017/3/29 6:44
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【NQNニューヨーク=横内理恵】28日のニューヨーク外国為替市場で円相場は反落し、前日比50銭円安・ドル高の1ドル=111円10~20銭で取引を終えた。景況感の改善などで米株式相場が大幅反発し、為替市場でも投資家のリスク選好が強まった。リスク回避の際に買われやすい円が売られた。

前日まではトランプ米政権の政策実現性に不透明感が強まり、円高・ドル安が進んでいたが、28日は円の買い持ちを縮小する動きが優勢だった。共和党内の保守強硬派などとの調整が難しい医療保険制度改革よりも、トランプ政権が今後取り組む税制改革協議の方が議論が進みやすいとの見方が市場の一部で出た。

米景気の順調な回復が確認され、ドル買いを促した面も大きい。3月の米消費者信頼感指数が市場予想を大幅に上回って改善し、2000年12月以来、16年3カ月ぶりの水準に上昇した。S&Pコアロジック・ケース・シラーが発表した1月の全米の住宅価格指数も高い伸びが続いた。

市場では17年3月期末が近づいたことを背景とした日本の機関投資家の円の買い戻しが一服しつつあり、ドルの先高観が改めて意識されたことも円相場の重荷になったとの見方もあった。

28日はイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長、フィッシャーFRB副議長、カンザスシティー連銀のジョージ総裁、ダラス連銀のカプラン総裁の講演や発言内容が伝わった。ただ新味に欠けると受け止められ、相場の反応は乏しかった。

この日の円の安値は111円20銭。高値は110円18銭だった。

円は対ユーロで3日ぶりに小反発し、前日比10銭円高・ユーロ安の1ユーロ=120円10~20銭で取引を終えた。

ユーロは対ドルで3営業日ぶりに反落し、前日比0.0050ドル安い1ユーロ=1.0810~20ドルで終えた。投資家のリスク回避姿勢が和らぎ、円と同様にユーロも対ドルで売られた。

ユーロの安値は1.0799ドル、高値は1.0872ドルだった。

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