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為替概況

NY円、反発 1ドル=108円60~70銭 米中交渉の不透明感で

2019/11/19 7:39
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【NQNニューヨーク=古江敦子】18日のニューヨーク外国為替市場で円相場は反発し、前週末比10銭円高・ドル安の1ドル=108円60~70銭で取引を終えた。米中貿易協議の先行き不透明感が広がり、低リスク通貨とされる円には買いが優勢だった。ただ、取引終了にかけては交渉の行方を見極めたいとして持ち高調整の売りも出て方向感に欠ける展開だった。

アジア・欧州市場で円売り・ドル買いが進んだ流れを引き継ぎ、朝方は一時109円03銭まで円安が進んだ。16日に中国の劉鶴(リュウ・ハァ)副首相と米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表やムニューシン米財務長官が電話会談した。中国メディアが「建設的な協議をした」と報じたため、交渉の進展期待から円は売られた。

一方、米CNBCが朝方に「(米中協議を巡り)中国側は悲観的なムードだ」と報じたのをきっかけに、円は買い優勢に転じた。米株式相場が下げた場面で投資家心理が悪化したこともドル売り・円買いにつながった。円は一時108円51銭まで上昇した。

円は買い一巡後に上値が重くなった。米中貿易協議の結果を見極めたいとのムードが改めて広がり、持ち高調整目的の円売り・ドル買いを誘った。クリーブランド連銀のメスター総裁が18日午後の講演で「今の政策スタンスは適切」との見解を示し、目先の米利下げがないとの観測も円の重荷だった。

円は対ユーロで続落。前週末比5銭円安・ユーロ高の1ユーロ=120円25~35銭で取引を終えた。

ユーロは対ドルで3日続伸。前週末比0.0020ドル高い1ユーロ=1.1065~75ドルで終えた。米中貿易協議の不透明感からユーロ買い・ドル売りが優勢となった。英ポンドに対するドル売りが対ユーロに及んだ面もあった。ユーロの高値は1.1090ドル、安値は1.1055ドルだった。

英ポンドはドルに対して上昇し、1ポンド=1.29ドル半ばと前週末終値の1.29ドルちょうど近辺から水準を切り上げた。12月12日の英総選挙を控え、欧州連合(EU)からの合意ある離脱を目指す与党・保守党の優勢が報じられた。円滑なEU離脱への期待から英ポンド買いが主要通貨に対して広がった。

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