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為替概況

NY円、続伸 1ドル=108円35~45銭で終了、中国減速や米利下観測

2019/10/19 8:40
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【NQNニューヨーク=横内理恵】18日のニューヨーク外国為替市場で円相場は3日続伸し、前日比25銭円高・ドル安の1ドル=108円35~45銭で取引を終えた。中国の経済成長鈍化を嫌気し、低リスク通貨とされる円に買いが向かった。米利下げ観測を手がかりとした円買い・ドル売りもあった。

中国の7~9月期の実質国内総生産(GDP)成長率が前年同期比6.0%増と2四半期連続で減速し、統計を遡れる1992年以来で最低の伸びとなった。中国の成長鈍化を受けて世界景気が一段と減速するとの懸念が投資家心理を冷やした。

10月に入って米経済指標にも弱さが目立ち、米連邦準備理事会(FRB)のクラリダ副議長は同日の講演で「景気拡大を維持するために適切に行動する」と述べた。次回の米連邦公開市場委員会(FOMC)での米利下げ観測が強まったことが円買い・ドル売りを誘った。

米株式市場でダウ工業株30種平均が255ドル安で終えるなど、大幅安となったことも低リスク通貨とされる円の買いにつながった。ユーロや英ポンドなどの欧州通貨を買ってドルを売る取引が目立ったことも、円の対ドル相場を支えた。

この日の円の高値は108円39銭、円の安値は108円58銭だった。

円は対ユーロで7日続落し、前日比25銭円安・ユーロ高の1ユーロ=121円05~15銭で取引を終えた。英議会が19日に、英と欧州連合(EU)が合意した英のEU離脱の新協定案を審議する見通しとなっている。離脱案が可決されるかは依然として不透明だが、欧州経済にとっても影響の大きい英の「合意なき離脱」の可能性は低下したとの見方があり、ユーロが対ドルや対円で買われる流れが続いた。

ユーロは対ドルで3日続伸し、前日比0.0045ドル高い1ユーロ=1.1165~75ドルで終えた。一時は1.1172ドルと8月中旬以来、約2カ月ぶりの水準に上昇した。英議会がEU離脱案を僅差で可決するとの期待もあり、ユーロやポンドの買いが続いた。米景気減速や利下げ観測を背景としたユーロ買い・ドル売りもあった。

この日のユーロの安値は1.1135ドルだった。

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