最新の市場情報

「※」は20分以上遅延
日経平均株価(円) 21,877.89 -38.42
日経平均先物(円)
大取,20/06月 ※
21,810 -220

[PR]

為替概況

NY円、続伸 1ドル=107円25~35銭 早期利下げ観測の強まりで

2019/7/19 6:51
保存
共有
印刷
その他

【NQNニューヨーク=戸部実華】18日のニューヨーク外国為替市場で円相場は続伸し、前日比65銭円高・ドル安の1ドル=107円25~35銭で取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)高官の発言を受けて利下げ観測が強まり、ドルが主要通貨に対して売られた。中東情勢の悪化も意識され、リスク回避の際に買われやすい円に買いが優勢だった。一時は107円21銭とほぼ3週ぶりの円高・ドル安水準を付けた。

ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は18日午後の講演で「中央銀行は経済状態の悪化に直面した場合、速やかに行動すべきだ」と述べた。クラリダFRB副議長は同日のFOXビジネスネットワークのインタビューで「状況が悪くなり過ぎて劇的な形での利下げになるのを待つ必要はない」と早期利下げに前向きな姿勢を示した。

市場では「パウエル議長に次ぐ地位にある首脳の相次ぐハト派発言を受け、7月末の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.50%の利下げに動くとの臆測を呼んだ」(スコシア・キャピタルのショーン・オズボーン氏)という。米債券市場では国債が買われ米金利が低下した。日米金利差の縮小を見込んだ円買い・ドル売りが優勢だった。

米国とイランの対立激化への警戒感も円買いにつながった。トランプ米大統領は18日、ホルムズ海峡で米強襲揚陸艦がイランの小型無人機を撃墜したことを明らかにした。同日にはイラン革命防衛隊がホルムズ海峡を航行中の外国のタンカーを14日に拿捕(だほ)したとも発表しており、中東情勢を巡る地政学リスクの高まりが意識された。

朝方は市場予想を上回る米経済指標が円相場の重荷となる場面もあった。フィラデルフィア連銀が発表した7月の製造業景況指数は21.8と前月から大幅に上昇し、市場予想(3.9)も大幅に上回った。円は一時108円01銭まで売られた。

円は対ユーロで5日続伸し、前日比20銭円高・ユーロ安の1ユーロ=120円95銭~121円05銭で取引を終えた。

ユーロは対ドルで続伸し、前日比0.0050ドルユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.1270~80ドルで取引を終えた。早期の米利下げ観測の高まりを受けて、対ユーロでもドル売りが優勢になった。

もっとも、朝方は欧州中央銀行(ECB)が物価目標の修正を巡り非公式に調査を始めたと伝わり、ユーロ相場の重荷となる場面があった。金融緩和が長期化するとの思惑につながった。

ユーロの高値は1.1280ドル、安値は1.1213ドルだった。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップマーケットトップ

読まれたコラム