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為替概況

NY円、反発 1ドル=107円05~15銭 米中協議が難航との見方で

2019/10/9 6:31
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【NQNニューヨーク=古江敦子】8日のニューヨーク外国為替市場で円相場は反発し、前日比15銭円高・ドル安の1ドル=107円05~15銭で取引を終えた。10~11日に予定される米中貿易協議が難航するとの観測から、低リスク通貨とされる円は買い優勢となった。もっとも米株式相場が下げ渋った場面では上値が重くなり、方向感にやや欠けた。

米中協議の不透明感から円高・ドル安が進んだアジア・欧州市場の流れを引き継いで始まった。米商務省が7日、中国の政府機関を含む28団体・企業に事実上の禁輸措置を課すと発表した。中国が報復措置に動くとみられ、米中関係の一段の悪化が警戒された。円は朝方に一時106円83銭に上昇した。

米国務省が8日午後、少数民族の弾圧に関わったとされる中国政府高官に対し、ビザ発給を制限する方針を示したと伝わった。米中協議の行方に不透明感が一段と強まり、円買いを支えた。

円は午後に伸び悩む場面もあった。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が8日の講演で、保有資産の拡大を近く始める方針を示した。朝安で始まった米株式相場が講演を受けて一時下げ渋り、リスク回避姿勢が和らいで円は107円30銭まで下げた。

米市場では「米中協議の結果が出るまで持ち高を一方向に傾けにくく、円は持ち高調整の売りに押された」(ジェフリーズのブラッド・ベクテル氏)との指摘もあった。

円は対ユーロで3営業日ぶりに反発した。前日比35銭円高・ユーロ安の1ユーロ=117円30~40銭で取引を終えた。

ユーロは対ドルで続落。前日比0.0015ドル安い1ユーロ=1.0950~60ドルで終えた。米中協議の不透明感からユーロ買い・ドル売りが先行した。だが、欧州景気の減速懸念は根強く、ユーロは買い一巡後にじり安となった。この日の安値は1.0941ドル、高値は1.0992ドルだった。

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