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NY円、続落 1ドル=109円10~20銭 米大統領演説受け一段安

【NQNニューヨーク=古江敦子】8日のニューヨーク外国為替市場で円相場は3日続落した。前日比70銭円安・ドル高の1ドル=109円10~20銭で取引を終えた。トランプ米大統領が8日の演説で、イランへの軍事力行使を避ける考えを示した。中東の地政学リスクが和らぎ、リスク回避時に買われやすい円が売られた。

円は朝方から売りが先行した。トランプ大統領が演説でイランに対して「軍事力を使いたくない」と述べると下げ幅を広げた。イランのザリフ外相はツイッターで、対米報復作戦はひとまず終了したことを表明した。

両国が軍事力行使に動く可能性は後退したと受け止められた。市場では「中東リスクを踏まえ積み増してきた円の買い持ち高を中立方向に戻す目的の円売りが出た」(ナットウエスト・マーケッツのジョン・ロバート氏)との指摘があった。円は一時109円25銭まで下落した。

もっとも、午後の遅い時間に円は下げ幅を縮める場面があった。イラクの首都バグダッドで米大使館がある区域にロケット弾が2発撃ち込まれたと伝わった。「イランによる報復は終わっていない可能性が意識された」(邦銀の為替トレーダー)。一時的にリスク回避目的の円買いが入った。

この日の高値は午前に付けた108円62銭。

円は対ユーロで反落し、前日比40銭円安・ユーロ高の1ユーロ=121円15~25銭で取引を終えた。米イラン対立への警戒感が和らぎ、低リスク通貨とされる円はユーロに対しても売られた。

ユーロは対ドルで続落。前日比0.0050ドル安い1ユーロ=1.1100~10ドルで終えた。米イランの武力衝突が回避できるとの見方から米長期金利が上昇した。欧米金利差の拡大を手掛かりとしたユーロ売り・ドル買いが優勢となった。ユーロの安値1.1102ドル、高値は1.1131ドルだった。

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