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NY円、反発 1ドル=107円90銭~108円00銭、予想下回る米住宅指標や株安で

【NQNニューヨーク=滝口朋史】17日のニューヨーク外国為替市場で円相場は反発し、前日比30銭円高・ドル安の1ドル=107円90銭~108円00銭で終えた。市場予想を下回る米住宅指標を受け、米長期金利が低下(債券価格は上昇)し、日米金利差が縮小するとの見方から円買い・ドル売りが優勢になった。米株式相場の下落もリスク回避の際に上昇しやすい円相場を支えた。

=ロイター

米商務省が発表した6月の住宅着工件数は前月比0.9%減の125万3000戸と市場予想を下回った。先行指標となる許可件数は6.1%減と市場予想を大幅に下回り、2016年3月以来3年3カ月ぶりの減少率となった。住宅ローン金利の低下にもかかわらず、住宅販売が鈍化するとの警戒感を誘った。

米株安も円買い・ドル売りを誘った。トランプ米大統領が前日に「米中の貿易交渉の合意に時間がかかる」と述べ、協議が停滞するとの懸念からダウ工業株30種平均は続落し、前日比で115ドル下げた。投資家が運用リスクを取りにくくなるとの思惑から、低金利で投資資金の調達通貨とされる円が買われた。円は107円94銭まで買われる場面があった。

米連邦準備理事会(FRB)が発表した地区連銀経済報告(ベージュブック)は米経済が5月中旬から7月上旬にかけて「緩やかな成長を続けた」と総括判断した。貿易摩擦が経済活動の妨げになっているとの報告も相次いだが、円相場の反応は限定的だった。

円の安値は朝方に付けた108円32銭だった。

円の対ユーロ相場は小幅に4日続伸し、前日比20銭円高・ユーロ安の1ユーロ=121円15~25銭で終えた。リスク回避目的の円買いがユーロに対しても優勢だった。

ユーロは対ドルで3営業日ぶりに反発し、前日比0.0015ドルユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.1220~30ドルで終えた。欧州中央銀行(ECB)が利下げなどの緩和策を打ち出すとの思惑から東京市場で1.2000ドルとほぼ1週間ぶりの安値を付けたため、目先の利益を確定する目的のユーロ買い・ドル売りが優勢になった。米住宅指標を背景にしたドル売りもユーロを押し上げた。

ユーロの高値は1.1234ドル、安値は1.1210ドルだった。

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