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NY円、続落 1ドル=110円00~10銭 米国とカナダなどの貿易交渉合意で

2019/5/18 6:35
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【NQNニューヨーク=古江敦子】17日のニューヨーク外国為替市場で円相場は続落した。前日比20銭円安・ドル高の1ドル=110円00~10銭で取引を終えた。米国がカナダとメキシコに課す鉄鋼とアルミニウムの追加関税撤廃で合意した。北米貿易交渉の不透明感が後退し、相対的に低リスク通貨とされる円の売り材料になった。

カナダとメキシコの鉄鋼・アルミへの追加関税解除は、トランプ米大統領が17日午後に発表した。3カ国の新貿易協定の批准作業が前進し、貿易摩擦が和らぐとの期待が浮上した。米景気拡大を後押しするとの見方もあり、円は一時110円19銭まで下げた。

米経済指標の改善も円の重荷だった。17日発表の5月の米消費者態度指数(速報値)は市場予想を上回り、15年ぶりの高水準となった。4月の米景気先行指標総合指数は3カ月連続で前月から上昇した。米景気の拡大期待が強まり、円など主要通貨がドルに対して下落した。

ドルが英ポンドに対して大きく上昇し、円に対するドル買いに波及したとの指摘もあった。英議会で欧州連合(EU)離脱協定案に向けた与野党協議は妥結しないまま打ち切りになりそうだと伝わり、離脱問題の先行き不透明感が増した。

朝方は円高・ドル安となり、109円50銭まで上昇する場面があった。米中貿易摩擦への警戒感から上海株や欧州株が下落し、円買いを促した。

円はユーロに対しては横ばいとなり、前日終値と同じ1ユーロ=122円70~80銭で取引を終えた。

ユーロは対ドルで5日続落した。前日比0.0015ドル安い1ユーロ=1.1150~60ドルで終えた。米経済指標の改善でユーロ売り・ドル買いが優勢だった。一方、トランプ大統領が17日に欧州や日本などの自動車・同部品への追加関税導入の決定を先送りすると発表したのはユーロの支えとなり、下値は堅かった。

欧州議会選を23~26日に控え、イタリアやフランスなどでEUの移民政策や財政規律に懐疑的な政党の勢力が増している。域内政治の不透明感からユーロ売りが続いている。ユーロの安値は1.1155ドル、高値は1.1179ドルだった。

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