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NY円、反落 1ドル=110円95銭~111円05銭、平均時給上昇で

2018/9/8 6:32
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【NQNニューヨーク=横内理恵】7日のニューヨーク外国為替市場で円相場は反落し、前日比25銭円安・ドル高の1ドル=110円95銭~111円05銭で取引を終えた。8月の米雇用統計で平均時給の伸びが約9年ぶりの大きさに拡大した。米連邦準備理事会(FRB)が利上げを継続するとの観測が円売り・ドル買いを誘った。

ロイター

雇用統計では非農業部門の雇用者数が前月比20万1000人増と、19万人増程度との市場予想を上回った。平均時給は前月比で0.4%伸び、前年同月比では2.9%増と2009年6月以来の高さになった。雇用情勢の強さを背景に賃金上昇が加速すれば、物価を押し上げる。FRBの利上げを後押しするとして幅広い通貨に対してドルが買われた。

米雇用統計などを受けて米長期金利が上昇し、日米金利差が拡大したことも円売り・ドル買いを誘った。

売り一巡後は下げ渋った。トランプ米大統領が現在検討中の2000億ドル分に加えて2670億ドル相当の中国製品に対して関税を発動する準備ができていると述べたと伝わった。トランプ政権の対中強硬姿勢や米中貿易摩擦への警戒感が改めて意識された。米株式相場が下げて終え、リスク回避の際に買われやすい円を支えた。

トランプ氏は日本との貿易協議に関して「(新しい)合意に達しなければ日本は大変な問題になると認識している」とも語った。前日にも対日の貿易赤字に対して強硬姿勢を示したと伝わっており、赤字削減に向け通貨安の是正を求められかねないとの思惑も円相場を下支えした。

円の安値は111円25銭、高値は110円74銭だった。

円は対ユーロで続伸し、前日比40銭円高・ユーロ安の1ユーロ=128円20~30銭で取引を終えた。

ユーロは対ドルで続落し、前日比0.0070ドル安い1ユーロ=1.1550~60ドルで終えた。米雇用統計で賃金上昇基調が強まったのを受け、ユーロ売り・ドル買いが優勢だった。

ユーロの安値は1.1551ドル、高値は1.1622ドルだった。

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