NY円、続伸 1ドル=123円20~30銭で終了 世界株安と米指標低迷で

2015/7/28付
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【NQNニューヨーク=古江敦子】27日のニューヨーク外国為替市場で円相場は続伸した。前週末比60銭円高・ドル安の1ドル=123円20~30銭で取引を終えた。一時は123円01銭と14日以来ほぼ2週ぶりの円高・ドル安水準を付けた。世界的な株式相場の下落を受けて投資家が運用リスクを避ける姿勢を強め、ドルに比べて金利水準が低い円を買う動きが強まった。

アジアや欧州の株安を背景に円買い・ドル売りが進んだ流れを引き継いで始まった。ニューヨーク市場の取引時間中は米株式市場でダウ工業株30種平均が終日大幅安で推移し、円買い・ドル売りを促した。

不安定さを増す世界の金融・資本市場の動きを背景に、米連邦準備理事会(FRB)が政策金利の引き上げに動きにくくなったとの見方が浮上。円など主要通貨に対してドル売りが広がった。

朝方発表の6月の米耐久財受注額は前月比3.4%増と市場予想を上回る伸びとなった。ただ、変動の大きい航空機部門の増加が全体を押し上げており、米製造業の回復ペースはなお緩やかとの見方は多く、円買い・ドル売りを誘った。

円の安値は123円30銭だった。

円は対ユーロで反落した。前週末比75銭円安・ユーロ高の1ユーロ=136円65~75銭で取引を終えた。ユーロがドルに対して上昇し、円に対してもユーロ買いが及んだ。

ユーロは対ドルで上昇。前週末比0.0105ドル高い1ユーロ=1.1085~95ドルで終えた。一時は1.1129ドルと13日以来ほぼ2週ぶりのユーロ高・ドル安水準を付けた。世界的な株式相場の下落で投資家が運用リスクを取りにくくなるとの見方が広がり、低金利のユーロには買いが強まった。7月の独Ifo景況指数が前月から上昇し、ユーロを支えた面もあった。

ユーロの安値は1.1050ドルだった。

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