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為替概況

NY円、大幅反落 1ドル=114円50~60銭、米政権の政策期待で

2017/1/27 7:34
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【NQNニューヨーク=古江敦子】26日のニューヨーク外国為替市場で円相場は大幅に反落した。前日比1円30銭の円安・ドル高の1ドル=114円50~60銭で取引を終えた。トランプ米政権下で景気回復の勢いが増すとの観測が改めて強まり、円売り・ドル買いが広がった。米株式相場が堅調に推移した場面では投資家心理が強気に傾き、低金利で投資資金の調達通貨とされる円の売りが活発になった。

朝方から円には売りが優勢だった。日経平均株価が大幅高となるなどアジア株の上昇で円安・ドル高が進んだ流れを継いだ。米株式市場で前日に2万ドルの大台を突破したダウ工業株30種平均が連日で過去最高値を更新したことも円相場を押し下げた。

トランプ米大統領が石油パイプライン建設を促す大統領令に署名するなど、インフラ投資の拡大が米景気の回復ペースを速めるとの期待が高まっている。市場では「米政策の不透明感を意識してドルの買い持ち高を縮小する最近の動きがいったん巻き戻された」(ブラウン・ブラザーズ・ハリマンのウィン・シン氏)といい、円は一時114円86銭と大統領就任式があった20日以来の安値を付けた。

1月31日~2月1日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)に向けて持ち高調整を目的とした円売り・ドル買いも出た。昨年12月に続く利上げは見送られるとの予想が多いなか「声明では利上げに積極的な『タカ派』寄りな姿勢を示す可能性がある」(BNPパリバのダニエル・カッツァイブ氏)との声もあり、円など主要通貨に対してドルを買い戻す動きにつながった。

だが、円相場は下げ渋る場面もあった。31日に予定されていたトランプ大統領とメキシコ大統領の会談が中止になった。両国の国境沿いの「壁」建設でトランプ氏が建設費の負担をメキシコに迫るなど強硬姿勢に出ているため、関係悪化への懸念が強まり低リスクとされる円の買いを誘った。

円の高値は114円08銭だった。

円は対ユーロで反落した。前日比60銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=122円30~40銭で取引を終えた。

ユーロは対ドルで反落。前日比0.0070ドル安い1ユーロ=1.0675~85ドルで終えた。トランプ米政権下で米景気回復が進むとの見方からユーロ売り・ドル買いが強まった。ユーロは一時1.0658ドルと20日以来のユーロ安・ドル高水準を付けた。この日の高値は1.0713ドルだった。

英ポンドは米ドルに対して小幅に下落。1ポンド=1.25ドル台後半と、前日の1.26ドル台前半から水準を切り下げた。27日にトランプ米大統領とメイ英首相の首脳会談を控え、内容を見極めたいとして英ポンドにはいったん売りが出た。

メキシコの通貨ペソは下落した。前日の1ドル=21ペソちょうど近辺から21ペソ台前半に水準を切り下げた。

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