NY円、大幅続落 1ドル=123円05~15銭、一時7年10カ月ぶり安値

2015/5/27付
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【NQNニューヨーク=岩切清司】連休明けとなる26日のニューヨーク外国為替市場で円相場は大幅に続落した。終値は休場前22日と比べ1円55銭の円安・ドル高の1ドル=123円05~15銭だった。同日の東京市場の終値(122円52~53銭)も下回り、一時は123円33銭と2007年7月10日以来ほぼ7年10カ月ぶりの安値を付けた。節目として意識されていた直近の安値を下回ったことで円売り・ドル買いが加速。米連邦準備理事会(FRB)の利上げに対する思惑もくすぶると対ドルではユーロも売られ、約1カ月ぶりの安値を付けた。

この日の東京市場で円相場が3月に付けた安値を下回り、当面は限られた値幅での膠着相場が続くと見込んでいた投資家からドルの売り持ち高を解消する動きが出たという。加えて、日米の金融政策の方向性の違いが改めて意識され新たに円売り・ドル買いの持ち高を積み上げる売買も入り円相場が下値を切り下げた。

朝方発表された4月の米耐久財受注額は前月比0.5%減と、市場予想(同0.1%程度の減少)を下回った。しかし、変動の大きな輸送用機械を除く指数が市場予想を上回った。足元でくすぶっていた米景気の先行き不透明感がやや後退すると、FRBによる利上げが意識され円相場の重荷となったという。

この日の円の高値は122円56銭だった。

円は対ユーロでは横ばい。前週末22日と同じ1ユーロ=133円80~90銭で取引を終えた。

ユーロは対ドルで大幅続落した。終値は前週末比0.0140ドル安い1ユーロ=1.0870~80ドルだった。ギリシャへの金融支援を巡る不安感が根強くユーロの売り圧力が強かった。一時は1.0864ドルまで下落し、4月28日以来ほぼ1カ月ぶりの安値を付けた。

この日のユーロの高値は1.0940ドルだった。

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