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為替概況

NY円、小幅下落 1ドル=108円10~20銭、資源国通貨に対する円売りで

2019/9/17 6:27
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【NQNニューヨーク=横内理恵】16日のニューヨーク外国為替市場で円相場は小幅に下落し、前週末比05銭円安・ドル高の1ドル=108円10~20銭で取引を終えた。14日にサウジアラビアの石油施設が攻撃され、供給懸念から原油先物相場が急騰した。資源国通貨に対して円が売られたのに加え、ドルが対ユーロなどで上昇し円相場を押し下げた。一方、中東情勢悪化への懸念から、リスク回避の際に買われやすい円が上昇する場面もあった。

サウジの国営石油会社サウジアラムコの施設が14日に無人機による攻撃を受け、イエメンの親イラン武装組織フーシが犯行声明を出した。米はイラン政府が攻撃に関与したとの見方を強めており、トランプ大統領は15日に状況次第で「臨戦態勢をとる」などとツイッターに投稿した。中東の緊張が高まるとの見方から投資家のリスク回避姿勢が強まり、調達通貨とされる円に資金が流入した。円はニューヨーク市場で107円78銭まで上昇する場面があった。

買いが一巡すると円は伸び悩み、小幅安に転じて終えた。石油施設への攻撃でサウジの石油生産の約半分が停止していると伝わった。生産回復に時間がかかるとの見方もあり、原油先物相場が一時、約4カ月ぶりの高値を付けた。原油高を背景にロシアルーブルやカナダドル、ノルウェークローネなどの資源国通貨に対して円が売られた。対ユーロなどでドル買いが優勢だったことも円の上値を抑えた。円の安値は108円17銭だった。

円は対ユーロで反発し、前週末比80銭円高・ユーロ安の1ユーロ=118円90銭~119円00銭で取引を終えた。株安や中東情勢への警戒感で投資家がリスク資産を手じまう動きから、対ユーロでは円買いが優勢だった。

ユーロは対ドルで3営業日ぶりに反落し、前週末比0.0075ドル安い1ユーロ=1.0995~1005ドルで終えた。リスク回避姿勢を背景にしたユーロ売り・ドル買いが優勢だった。原油高が米景気以上に、欧州経済を圧迫するとの見方もユーロの売りを誘った。

この日のユーロの安値は1.0994ドル、高値は1.1035ドルだった。

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