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NY円、下落 1ドル=108円20~30銭 予想上回る米小売売上高を受け

【NQNニューヨーク=滝口朋史】16日のニューヨーク外国為替市場で円相場は3営業日ぶりに下落し、前日比35銭円安・ドル高の1ドル=108円20~30銭で終えた。米国内総生産(GDP)の7割を占める個人消費が力強さを保っているとの見方が広がり、円売り・ドル買いが優勢になった。

米商務省が発表した6月の小売売上高は前月比0.4%増加した。4カ月連続で増え、伸び率は市場予想(0.1%程度)を上回った。オンラインなどの無店舗小売りや家具店など幅広い項目で増加した。自動車・関連部品を除いた売上高は0.4%増え、市場予想(0.2%)を上回った。

7月の米住宅市場指数も横ばいとの市場予想に反して上昇した。一連の良好な米経済指標を受けて景気減速への警戒感が後退し、米長期金利が一時2.14%と前日比で0.05%上昇(債券価格は下落)した。日米金利差の縮小観測が後退し、円は108円37銭まで売られる場面があった。

売り一巡後はやや下げ幅を縮小した。トランプ米大統領が「米中交渉の合意への道のりは長い」と述べ、貿易摩擦の長期化への懸念が強まりダウ平均が5営業日ぶりに反落した。投資家のリスク選好姿勢が弱まるとの見方から円買い・ドル売りを誘った。

円の高値は朝方に付けた107円92銭だった。

円の対ユーロ相場は小幅に3日続伸し、前日比05銭円高・ユーロ安の1ユーロ=121円35~45銭で終えた。円とユーロがともにドルに対して売られ、円の対ユーロ相場は方向感に乏しかった。

ユーロは対ドルで続落し、前日比0.0050ドルユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.1205~15ドルで終えた。欧州経済研究センター(ZEW)が発表した7月のドイツ景気予測指数がマイナス24.5と前月から3.4ポイント悪化し、市場予想も下回った。米欧景気の方向性の違いが意識され、ユーロ売り・ドル買いが優勢になった。

ユーロの安値は1.1202ドル、高値は1.1224ドルだった。

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