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NY円、下落 1ドル=110円15~25銭 対ユーロは6日続落

【NQNニューヨーク=古江敦子】6日のニューヨーク外国為替市場で円相場は下落し、前日比40銭円安・ドル高の1ドル=110円15~25銭で取引を終えた。米株式相場の上昇で投資家心理が強気に傾き、低金利で投資資金の調達通貨とされる円に売りを促した。ユーロに対し円が売られ、ドルに対しても円安が進んだ。

欧州中央銀行(ECB)のプラート専務理事が6日、14日の次回理事会で「資産購入を徐々に減らしていくことが妥当か議論する」と述べたのを受け、ECBが金融政策の正常化に向けた準備を近く始めるとの見方が強まった。日銀の出口戦略の遅れが意識され、ユーロに対して円が大幅に下落。ドルに対しても円売りが広がった。

米債券市場で長期金利が上昇し、日米金利差の拡大を見込む円売り・ドル買いも出た。円は一時110円27銭まで下げ幅を広げた。

朝方には円が買われる場面があった。1~3月期の非農業部門の米労働生産性指数の改定値が、前月発表の速報値から下方修正された。市場予想も下回ったため円買い・ドル売りが強まり、一時109円89銭まで上昇した。

円は対ユーロで大幅に6日続落し、前日比1円10銭円安・ユーロ高の1ユーロ=129円70~80銭で取引を終えた。

ユーロは対ドルで3日続伸。前日比0.0055ドル高い1ユーロ=1.1770~80ドルで終えた。ECBによる金融政策の正常化が近づいているとの観測が広がりユーロ買いが優勢になった。

ドイツ国債など欧州国債の利回り上昇の勢いが米国債より強かったため、米欧金利差の縮小を見込んだユーロ買い・ドル売りも誘った。

ユーロの高値は1.1795ドル、安値は1.1761ドルだった。

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