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為替概況

NY円、反発 1ドル=108円75~85銭 北朝鮮リスクと米利上げ観測後退

2017/9/6 6:43
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【NQNニューヨーク=古江敦子】3連休明け5日のニューヨーク外国為替市場で円相場は大幅に反発した。1日終値に比べ1円45銭の円高・ドル安となる1ドル=108円75~85銭で取引を終えた。北朝鮮を巡る地政学リスクの高まりを受けて円高・ドル安が進んだ海外市場の流れを引き継いだほか、年内の米利上げ観測の後退で円買いが強まった。

 北朝鮮が前週末に核実験を強行し、米朝関係の緊迫化が意識され投資家が運用リスクを回避する姿勢を強めた。米債券市場で10年物国債利回りが一時2.06%と米大統領選直後の2016年11月10日以来の低水準を付け、日米金利差の縮小を見込んだ円買い・ドル売りが広がった。米株式相場が大幅に下げ、国内への資金回帰が意識されやすい円に買いを誘った。

 米連邦準備理事会(FRB)のブレイナード理事が5日に講演し、長期的な物価低迷を理由に「追加利上げには慎重になるべきだ」と述べた。「FRBは年内の追加利上げに消極的になっている」との見方が改めて広がり、円など主要通貨に対しドルが売られた。一時は108円63銭まで円高・ドル安が進んだ。

 円の安値は109円37銭だった。

 円は対ユーロで大幅に4日続伸し、1日に比べ1円25銭円高・ユーロ安の1ユーロ=129円55~65銭で終えた。地政学リスクの高まりで日本の投資家が海外に投資した資金を国内に戻すとの思惑が、ユーロに対しても円買いを誘った。

 ユーロは対ドルで反発。1日に比べ0.0055ドル高い1ユーロ=1.1910~20ドルで終えた。北朝鮮情勢の緊迫や米国の年内利上げ観測の後退で米長期金利が低下し、欧米金利差の縮小を見込んだユーロ買い・ドル売りが優勢となった。

 ユーロは上値が重くなる場面があった。欧州中央銀行(ECB)が7日に開く定例理事会とドラギ総裁の記者会見を見極めたいとのムードが広がり、持ち高調整を目的としたユーロ売りが出た。

 ユーロの高値は1.1940ドル、安値は1.1887ドルだった。

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